PARC自由学校DIOの場
テレビさようならクラブシンポジウム
テレビは昔から、娯楽、報道、そして経済成長の象徴として、人々の輪の中心に位置してきました。
しかし、いわゆる「地デジ化」を目前に控えた昨今、テレビにおける様々な問題が明るみになってきています。
報道では、１９時台、いわゆるゴールデンタイムの視聴率が全テレビ局において１０％を割ったと言われ、 ２０代男性の１３．５％がまったくテレビを見なくなった、という統計も発表されました。
マスメディアの報道姿勢は次第に傲慢かつ作為的になり、娯楽番組の低俗化は目を覆うものがある、とまで 言われるようになりました。
おそらく、今決して少なくない人が「テレビってそんなにいいものなのかな・・・」という疑問を感じていると思います。
「テレビさようならクラブ」は、上述のような問題が指摘され始めた当初から、 テレビと私たちの距離感についてテレビ見る人も見ない人も様々な人が集まり意見を交換してきました。
そして、地デジ化を目前に控えたこのタイミングだからこそ、改めて、 「テレビのある暮らしってどうなんだろう？ない暮らしってどうなんだろう？」 「暇だからテレビを見るのか見ないのか」「テレビを見ることとテレビを見ないこと、どちらが世界を変えられる？」 などのテーマを、皆様と共有し、一緒に考えていきたいと思います。
テレさよ会員の体験や会の２年間の試行錯誤の紹介の後、パネラーお二人と会員１、２名でシンポジウムを行います。
「ちょっと前の日本の暮らし」を提唱するお宿「吉水」の女将中川誼美さんと、 「減速して生きる」を提唱する、オーガニック・バー「たまにはTSUKIでも眺めましょ」店主高坂勝さん。 時間の感じ方が自由で、希望を忘れないお二人です。
ただの講演に留まらない、 活発な意見の飛び交う議論の場を設けたいと考えています。 「テレビって持っていていいことあるのかな？」という漠然とした疑問からでもかまいません。
テレビを見る人、好きな人も歓迎。部屋にテレビがあっても見ない人、 まだ地デジ化していない人などお誘い合わせてお気軽にお集り下さい。
皆様もぜひ、一緒にテレビと私たちの生活について、一緒に考えてみませんか？
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◆日時：2011年7月10日（日）14:00〜17：00 開場13:45
◆参加費：500円
◆会場：PARC自由学校教室２階
東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
会場地図はこちら
■パネリスト
中川誼美さん（吉水女将）
高坂勝さん（オーガニックバーたまには月でもながめましょオーナー）
◆主催:PARC自由学校DIOの場 テレビさようならクラブ
◆お問い合わせ・お申込み：
アジア太平洋資料センター（ＰＡＲＣ）
TEL.03-5209-3455（担当：高橋）
E-mail :soumu@parc-jp.org
◎ パネリスト：プロフィール
★中川誼美さん
慶応義塾大学商学部卒業後、父親の経営する繊維会社にて経理業務を担当。
結婚と同時にアメリカ・ニューヨーク州ウッドストックに暮らす。 ヒッピー全盛の町でオーガニックライフを学び、以来その暮らし方が基本となる。 帰国後、夫の経営する印刷会社にて再び経営業務を担当する。 1998年7月、京都にお宿吉水を開業。2003年1月には東京・銀座ニ店舗目となる 「銀座吉水」を開業、さらに2008年には三店舗目として京都綾部に「ちょっと前の日本の暮らし方」を 体験できる宿を開業した。宿を通して、ちょっと前の日本の暮らし方を提唱し、 家庭と子育てと仕事も疎かにしない健康第一の暮らしを実践している。 著書に「ちょっと前の日本の暮らし」「本当に大切にしたい日本の暮らし」
★高坂勝さん
1970年、横浜生まれ。大卒後に勤めた大手企業を30歳で退社。
現在、 6.6坪の小さなオーガニック・バー「たまにはTSUKIでも眺めましょ」を 一人ぼっちで営む傍ら、田んぼで米を自給する。”社会を変える”を目的とした ビジネス＆ライフスタイルの実践とそのアウトプットを楽しんでいる。 著書に「減速して生きる ダウンシフターズ」
★PARC自由学校DIOの場についてはこちら
http://www.parc-jp.org/freeschool/2009/dio/index.html ○●○●○○●○○●○○●○○●○○●○○●○○●○○○●○●○○●