3.11以降、日本人にとって最大の関心事は、原発とエネルギー問題です。7月の朝日新聞の世論調査では、「脱原発」に賛成の人が77%を占め、その半分以上が10年以内に止めることを支持しています。世論は大きく変わったと言えるでしょう。しかし、政府や経済界の大半は、いまだに原発の稼働に固執し、成長信仰から抜け出せていません。
本シンポジウムでは、まず小出裕章さんに福島第一原発の現状と収束の見通しについてお話しいただいたうえで、脱原発社会・脱成長社会をどう創っていくかについて、それぞれの立場から議論したいと思います。
なお、本シンポジウムは、7月に刊行された『脱原発社会を創る30人の提言』(池澤夏樹・坂本龍一・池上彰ほか)の出版記念を兼ねたものです。皆さまのご参加をお待ちしています。
■日時:2011年9月23日(祝・金)13:30〜17:00(開場13:00) ■会場:法政大学富士見キャンパス・ボアソナードタワー26階スカイホール 〒102-8160 千代田区富士見2-17-1 ◆地下鉄・JR 飯田橋あるいは市ヶ谷駅 徒歩10分 地図はこちら ■参加費:800円(定員250名・予約優先) ※申込者多数で定員に達したため、一般予約申込受付は終了いたしました。 ※現在は、PARC会員特別限定枠(30名)のみのお申込みを受け付けております。PARC会員の方はoffice@parc-jp.orgまでお申し込みください。 ※PARC会員でない方も、会員となってシンポお申込みをいただくことも可能です(年会費12000円)。その場合は「会員申込フォーム」から会員入会手続きをした上で、シンポ申込をお願いいたします。 ※会場にお越しになれない方は、当日UST中継をいたしますのでそちらをご覧ください。 ■プログラム 13:35〜15:00 講演 福島原発はいまどうなっているのか 小出裕章さん(京都大学原子炉実験所助教) 15:15〜17:00 パネルディスカッション 脱原発社会をどう創るか 吉原毅さん(城南信用金庫理事長) 纐纈あやさん(映画監督) 明峯哲夫さん(農業生物学研究室主宰) 小出裕章さん(京都大学原子炉実験所助教) コーディネーター 大江正章さん(PARC代表理事・コモンズ代表) | チラシのダウンロードはこちら 『脱原発社会を創る30人の提言』詳細はこちら |