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PARC自由学校 公開連続講座 Vol.2
米国政治の内側から考えるTPP・集団的自衛権
―オバマ政権のアジア政策とジレンマ
国内では経済・雇用・社会保障・貧困対策などの政策で行き詰まり、厳しい財政運営が続く米国。外交・軍事の面ではシリア・中国・ロシア/ウクライナと、旧来の「力」を発揮できず「失態」続きになっています。
しかしながら、米国は日本に強い影響力を持ち続けているのも事実。日米関係は日本の政策や私たちの生活に様々な影響を与えています。この講演会では、日米関係を日本側の視点からでなく、米国の国内の政治状況から分析していきます。具体的なトピックは「TPP」と「集団的自衛権」。
TPPは米国議会内で今どのように位置づけられ、共和党・民主党議員はそれぞれTPA(貿易促進権限)法案やオバマ政権の交渉手腕についてどう評価しているのか? また豚肉・米などの輸出業界や、TPPで利益を上げようとする大企業のロビイストたちの動きは、米国政治にどのような影響を与えているのか?
安倍政権がめざす集団的自衛権の容認と解釈改憲は、米国の政治家や「ジャパン・ハンドラー」にどう受け止められているのか? 議会多数派の共和党に影響力を示す保守系「ティーパーティ」の動きは? 11月に控えた中間選挙で、オバマ大統領は勝利するのか?――そして、その結果は日本にどのような影響を及ぼすのか?
就任時に期待された政策が十分に実現できないオバマ政権のジレンマと、米国のアジア政策の行方について、沖縄から精力的に分析・問題提起をなさっている佐藤学さんに、沖縄での運動経験や視点に根差し、じっくりとお話をうかがい会場のみなさんと議論します。
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■日 時:2014年6月13日(金) 19:00〜21:00(開場18:30)
■参加費:一般:500円
PARC会員・PARC自由学校2014受講生は300円 ※予約優先(定員50名)
■会 場:ちよだプラットフォームスクエア 501・502号室
会場地図は
こちら
■講 師
佐藤 学さん(沖縄国際大学法学部地域行政学科 教授)
専門は米国政治、日米関係、地方自治。著書に『米国議会の対日立法活動 1980年―90年代対日政策の検証』(コモンズ)、共著に「海兵隊の北米移転が現実的」、『普天間基地問題から何が見えてきたか』(岩波書店)、「米軍再編と沖縄」、『沖縄論』(岩波書店)、「問われる沖縄の自治力」、『沖縄「自立」への道を求めて』(高文研)等多数。雑誌執筆に「自らの『成功』のツケを払わされたオバマ大統領」『世界』2011年1月号(岩波書店)、「オバマの医療保険制度改革は成功するか?」『世界』2009年11月号(岩波書店)等。
■コーディネーター:大江正章(アジア太平洋資料センター〈PARC〉共同代表)
■TPP交渉報告:内田聖子(アジア太平洋資料センター〈PARC〉事務局長)
※満席となった場合予約を優先させていただきます。
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◆主催・問合せ先◆
NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)
東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455
E-mail :office@parc-jp.org
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