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7/13 【PARCワンコイン・トークサロン】
映像を見て語る世界と私たち
いのちの市場化に「NO!!」自由貿易のカラクリと日本の危機
グローバル化の時代といわれて久しいですが、私たちは世界の人たちの暮らしや生業、その地で起こっている様々な問題について、ほんとうに理解できているでしょうか? 例えば環境問題ひとつとっても、今や一国・一地域だけで解決はできないように、
私たちは地球市民として多くの共通課題を持っているのです。日本とアジア、世界の人びととつながりこれらグローバルな課題をともに解決することをめざすPARCは、1980年代以降、国内外のネットワークを生かし独自の調査を行い、
開発教育教材を制作してきました。開発、環境、貿易、貧困、ジェンダー・・・テーマは多岐にわたりこれま約40本の作品をリリースし、全国の大学・高校、社会教育の現場で活用されています。
この講座では映像作品を見た後、制作に深く関わってきた方のお話を聞き、参加者とともにディスカッションを行います。東ティモールのフェアトレードコーヒーを飲みながら、
お互いの感想や意見を出し合いのびのびと語り合いましょう。
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■日 時:2015年7月13日(月)19:00〜21:30 (開場18:30)
■会 場:PARC自由学校教室
※アクセスはこちら
■参加費
500円
■上映作品
「誰のためのTPP ? 自由貿易のワナ」(2013 年、37 分、監修:内田聖子)
WTO の時代が終わり、登場したのは二国間や
地域内の自由貿易協定。TPP はその中でも、
日米という経済大国が加わり幅広い分野で貿易の自由化を
進めようとしています。農産品や食の安心・安全、雇用、医療、保険など
暮らしに密接にかかわる内容であるにもかかわらず、
秘密交渉であるため交渉中の情報は明らかになりません。
秘密の協定の背後にいるのは誰か?何気ない日常を過ごす大学生の目線でTPP を追いかけていきます。
■解 説
●内田聖子(PARC 事務局長)
TPP 交渉に日本が参加して2年。その直後に制作したこの作品の
中で発した警告は現実のものとなりつつあります。国家戦略特区、混合診療の解禁、解雇の
規制緩和、農協改革…一見、国内政策として進んでいても、実はTPP と根っこは同じ。「い
のちより利潤」が優先される中で私たちの暮らしはどのように変わるのでしょうか? TPP や
TiSA などの自由貿易協定をウォッチしてきたPARC 事務局長の内田聖子とともに、
いま、ここにある日本の危機を考えます。
■お申し込み
下記のフォームから入力されるか、
メール、電話にてお名前申込人数をご連絡ください。
申込フォーム:こちら
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◆お問い合せ先◆
NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)
東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455
E-mail :office@parc-jp.org
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