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【PARC自由学校 連続公開トークセッション】
戦後70年 経験を語り継ぎ、わたしたちがつくる平和
第2回 若者世代が考える「戦争」に関わる国のリアル


安倍政権が強硬に成立させようとしている安全保障関連法案。その成立によって日本は他国の戦争に巻き込まれることが懸念されています。政府は「戦闘行為」が行われている地域での活動は行わないと繰り返し答弁しています。しかし世界の現実を見てみると、パレスチナやイラクなど公式に「戦闘行為」が行われている地域ではなくても、人の命が奪われ続けているのです。

現在審議中の安保法案が成立してしまうと、仮に政府が言うように「戦争に巻き込まれることはない」としても、こうした命の奪い合いには加担してしまう 可能性を十分に秘めています。その危機感は先の戦争を直接体験したわけではない若者世代にも肌で感じられているものです。

そこで、このたび若手活動家として「紛争地域」の現実、あるいは日本で審議されている法案がもたらす危機感を発信し続ける二名の方にお越しいただき、若者世代が考える「戦争」の実情をお話いただきます。

「いま」、世界で起きている命の奪い合いの実情と、「いま」まさにそんな命の奪い合いに足を踏み込もうとしている日本政府の法案。どのようにしてそんな「いま」を変えていくことができるのか? そしてこの二つの問題をどのようにつなげて発信し、語り継いでいくことができるのか? ワークショップを通して皆さんの声も是非聞かせてください。

※このイベントは一般財団法人大竹財団からの助成を受けて開催します。



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日 時:2015年9月12日(土)14:00〜16:45 ※開場13:30

会 場:在日本韓国YMCA 9F 国際ホール
東京都千代田区猿楽町2−5−5
 ※アクセスマップはこちら

参加費:500円/学生無料 ※予約優先
※学生の方は学生証をご提示ください

スピーカー
 並木麻衣(日本国際ボランティアセンター〈JVC〉パレスチナ事業担当)

 黒澤いつき(明日の自由を守る若手弁護士の会共同代表)

ディスカッション・ファシリテーター
 八木亜紀子(開発教育協会)

【プロフィール】
◆並木麻衣(なみき まい)
1984年東京都足立区生まれ、福岡・大阪・宮城・千葉育ち。大学でアラビア語と平和構築を専攻。授業で知った“紛争地”パレスチナで暮らしてみたくなり、2006年から1年間パレスチナ・イスラエルへ留学。紛争の両側で生きる人々が抱える問題に直に触れ「日本からできることは何だろう」と悩みを深めて帰国。大学卒業後はITベンチャー、経理、大学などで働き、2013年7月より現職。日本とパレスチナの人々が繋がる事業を目指して日々奮闘中。

◆黒澤いつき(くろさわ いつき)
慶應義塾大学法学部法律学科、東北大学法科大学院卒、2009年弁護士登録、
日の丸君が代強制違憲訴訟弁護団、七生養護学校事件弁護団等に所属、
2011年末日で弁護士登録を抹消(育休中)。
2013年1月、「明日の自由を守る若手弁護士の会」設立に参加。共同代表。
現在、2児の母。育児のかたわら、会の運営、講演活動、執筆活動に奔走中。

◆八木亜紀子(やぎ あきこ)
大学時代に国際ワークキャンプに参加したことをきっかけに、市民活動の世界へ。国際協力NGOや中間支援組織等を経て、2007年より開発教育協会(DEAR)の 職員となる。広報や教材作成、ワークショップのファシリテーターなどを務めている。教材『もっと話そう!エネルギーと原発のこと』『時事問題を教室へ!Global Express』シリーズの制作者のひとり。

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主 催
NPO法人 アジア太平洋資料センター(PARC)

お申し込み・お問い合せ
NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)
東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455
E-mail :office@parc-jp.org