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【※この報告集会の参加費は、会場費などの経費を除いた全額を
熊本・大分大震災への緊急支援活動に寄付いたします。
会場内ではカンパも募る予定です。
また、熊本在住のPARC会員谷洋一さんより
現在の町の様子についてご報告いただきます。】


今国会で最大の焦点となっているTPP協定。

まず、熊本・大分の地震が起こっている最中であるにも関わらず、
野党や一部与党からの審議延期提案を無視し、
審議を続行した安倍首相の態度を問わなければいけません。

そしてTPPの最大の問題点の一つは、極端な秘密主義です。
政府が出してきた黒塗りの文書に、
目を丸くした方も多いのではないのでしょうか。

何が秘密事項になるのか、保秘契約書には何と書いてあるのか。
それもまた、「秘密」。
交渉をしている政府関係者にも厳しい保秘義務が課せられているので、
全体像を知っている人はごくわずか。
こんな状態でまともな審議ができるはずがありません。

実際、交渉の結果も惨憺たるものです。
「聖域は守る」と言って交渉に入ったものの、
米や小麦、牛肉、豚肉などの主要産品の関税の多くが撤廃されました。
森山農水省大臣は、国会答弁で聖域5品門で
「無傷」だったものは「ゼロ」と衝撃の答弁をしました。

他にも問題は山積みです。
投資家や企業に一国の政府と同じ地位を国際法上も与える
恐ろしいしくみISDS条項。
食の安全は脅かされ、
雇用にも大きな影響を与えるといわれています。

PARCでは、この間、国内外の情報を集積し分析を続けてきました。
この報告会では、内容の問題点はもちろん、
「先送り」の可能性も見えてきた喫緊の国会情勢について、
TPP特別委員会の野党議員からも報告いただきます。
被災地の方々に思いを馳せながら、皆さんで問題を共有したいと思います。




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■日　時：2016年4月28日（木）19:00〜21:00（開場18:30）

■会　場：万世橋区民会館　2F集会室
※アクセスはこちら

■参加費
1000円
（そうだったのか！TPPリーフレット付き）
★会場代を除く全額を被災地への緊急支援活動に寄付します。
寄付先についてはページ末尾をご参照ください。★

■定員
70名（※予約優先。定員に達し次第申し込みを締め切ります。ご容赦ください。）


■登壇者
●内田聖子（PARC事務局長）
●山田正彦（元農林水産大臣／弁護士／「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」幹事長）
●畠山和也（日本共産党衆議院議員)
●寺尾正之(全国保険医団体連合会政策部)
ほか


■寄付先
カンパ送付先　水俣病被害者互助会
※PARC会員の谷洋一さんが長らく関わっていらっしゃる団体です。
谷さんには2008年PARC自由学校水俣エクスポージャー・ツアーの案内人を務めて
いただき、水俣ほたるの家や水俣病被害者のみなさまを訪問させていただきました。

現在、水俣病被害者互助会では、緊急支援として
被災者への食料支援を行っています。
(避難所等を開設している熊本学園大学や
障がい者たちへ支援物資支給が中心です。）

避難者のニーズを把握しつつ、必要な支援を確保していくことが大事だと考えて、
水俣周辺で買い付けた食料を交代で物資輸送しています。
（熊本県までは支援物資が届いているのに、
それが配布できていない現状があります。）

私たちの寄付金は、食料買い付け費用などとして
役立てられる予定です。

遠方でイベントに参加できない方は
下記送付先へ、カンパのご協力いただければ幸いです。

カンパ送付先（熊本地震支援カンパと書いてください）
郵便振替　01720-5-49797 水俣病被害者互助会
九州労働金庫　水俣支店　普通預金口座　3567604
名義　水俣病被害者互助会　代表　佐藤英樹
連絡先：〒867-0023 熊本県水俣市南福寺108　水俣・ほたるの家気付
　　　　水俣病被害者互助会　電話・ＦＡＸ0966-63-8779
※イベントに関するお問い合わせは 水俣病被害者互助会ではなく、PARC事務局までお願いいたします。
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◆お問い合せ先◆
NPO法人アジア太平洋資料センター（PARC）
東京都千代田区神田淡路町1-7-11　東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455
E-mail :office@parc-jp.org

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