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PARC自由学オープン講座

もう だまされない!
新自由主義的グローバリゼーションの幻想





米国でのトランプ大統領の誕生や英国のEU離脱などを起点に、世界中で「保護主義が台頭している」と言われ続けています。
こうした中、日本政府は「保護主義と闘うために自由貿易が必要だ」と、どの国よりも熱心に自由貿易を推進し、また国内でも労働分野をはじめ様々な規制緩和を推し進め、公共的な性格を持つ政策はますます後退しています。
しかし、これは「時代を読み違えた態度」であると、経済思想が専門の柴山桂太さんは指摘します。
実際、この数十年間で実質所得を大幅に増やしたのは豊かな上位1%の層と、中国・インドなどの都市労働者で、先進国の大多数の労働者の賃金は上がらず中間層は没落していきました。グローバリゼーションが深刻な「分断」をもたらし、そればかりか国際政治・社会の至る所にも歪みと亀裂を作り出してしまったのです。
こうした状況を受けて、世界では様々な形での反グローバリゼーションの動きが起こっています。南欧での新しい政治の動き、フランスやドイツなどの排外主義的な運動、ポピュリズムの台頭、そして地域主権を取り戻そうとする運動やローカリゼーションへの志向・・・ひとくくりに語ることは不可能ですが、いずれも行きすぎたグローバリゼーションへの抵抗・反応として現れていることは事実です。
では、日本においてはどうなのでしょうか?「自由貿易か、保護主義か」という二項対立を越えて、私たちがめざすべき社会のあり方、主権や民主主義のあり方を考えます。

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日 時:2018年8月7日(火)19:00〜21:00 開場18:30

会 場:万世橋区民会館 6F 洋室 ※会場地図はこちら

参加費:500円

講師:柴山桂太さん(京都大学准教授)

コーディネーター:内田聖子(PARC共同代表)

講師プロフィール

柴山桂太さん

京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。専門は経済思想。主な著書にグローバル化の終焉を予見した『静かなる大恐慌』(集英社新書)、エマニュエル・トッドとの共著『グローバリズムが世界を滅ぼす』(文春新書)など多数。





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◆お問合せ◆
NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)
東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455
E-mail :office@parc-jp.org
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