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大江正章さんを偲ぶ会
―ご参加とご賛同のお願い




2020年12月15日、大江正章さんが逝去されました。農と食、地域、自治、アジアと日本の関わりなど幅広いテーマで、現場と理論を深く考察し、また出版社コモンズの経営者として、ジャーナリストとしても精力的に活動されてきました。大江さんが亡くなった後、多くの友人・知人たちで「偲ぶ会」を計画し準備してきました。 コロナ禍のためオンラインでの開催を基本としますが、ぜひ多くの方にご参加いただけますよう、お願いいたします。また、偲ぶ会の開催にあたり、賛同人になっていただける方も広く募っております。 大江正章さんを偲ぶ会・実行委員会

準備会メンバー(順不同)

浅田麻衣/内田聖子/田中滋/花崎晶/小林孝信/大橋正明/内海愛子/市村忠文/古沢広祐/白石孝/井上礼子/石井正子/野川未央/渡瀬昌彦/島田恵司/近藤恵津子/榊田みどり/岡崎衆史/斎藤博嗣/小口広太/澤登早苗/久保田裕子/菅野正寿/浅見彰宏/金子美登・ともこ/八田さとこ/高橋久夫/瀬川 守/谷口吉光/大和田世志人/吉野隆子/相川陽一/山本聡子/河村久美/大村美香/尾原浩子/田口均/原真/長沢美津子/行友弥/塩田三恵子/田代尚子/清宮美稚子/大森亜紀/理恵子/石田周一/白石好孝/斎藤健一郎/早川幸子/黒田かをり/小林義郎/沼尾波子/山口聡/桝潟俊子/吉村千彰/中野佳裕/枝木美香/木口由香/中田哲也/竹内早希子/高石洋子/中村尚司/勝俣誠/甲斐良治/小野文明/下澤嶽/小田切徳美/定松栄一/出口綾子/八木亜紀子/西谷秀明/平山隆浩/山本俊明/南風島渉/高橋巌/伊藤書佳 計76名

大江孝子

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日 時:2021年12月18日(土)13:00〜17:00

オンラインシンポジウム(ZOOMシステムを使用)

参加費:無料

大江さんのお仕事を振り返りつつ、いくつかのテーマでのミニシンポジウム、親しい方からのスピーチ、大江さんの最後のご講義の映像上映などを企画しています。企画の詳細は11月頃に改めてご案内いたします。終了後、希望者でZOOM交流会を予定しています。 ※偲ぶ会のプログラムの詳細は決まり次第、掲載いたします。

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【ご賛同の呼びかけ】 【関連書籍のご案内】

大江正章さんの本
有機農業のチカラ―コロナ時代を生きる知恵

2021年春以降の闘病生活の中で大江さん自身が編集した著書です。グローバリゼーションと高度経済成長・過度な都市化を見直し、持続可能な社会を有機農業の視点から提案します。
1700円+税、コモンズ刊



PARCブックレット
コロナ危機と未来の選択
―パンデミック・格差・気候危機への市民社会の提案


2020年のPARC自由学校オンライン講座をまとめた本です。闘病中の大江さんの最後のご講義となった、2020年9月の「韓国の学校給食の有機化」の原稿も所収。
1200円+税、コモンズ刊


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プログラム&スピーカー

【第1部】15:00〜16:30

コロナ時代における地域主義―コモンズの思想と実践

★金子美登・友子(埼玉県小川町・有機農家)
★高橋巌(日本大学教授)
★吉野隆子(オアシス21オーガニックファーマーズ朝市村)

コメンテーター
●澤登早苗(恵泉女学園大学 教員/日本有機農業学会 元会長)
●中村尚司(パルシック理事/龍谷大学研究フェロー)

コーディネーター・古沢広祐(NPO法人「環境・持続社会」研究センター(JACSES)代表理事)

【第2部】16:45〜18:15

次世代へつなぐ―農とアジアの現場から

★小口広太(千葉商科大学人間社会学部准教授)
★相川陽一(長野大学環境ツーリズム学部教授)
★野川未央(特定非営利活動法人APLA事務局長)

コーディネーター:畠山菜月(PARC事務局)

※終了後、希望者でオンライン「交流会」を行います

●共催:アジア太平洋資料センター(PARC)/日本有機農業学会

スピーカー・コメンテーター・コーディネーター紹介

金子美登・友子
埼玉県小川町下里地区に「霜里農場」を開き、国内外の研修生とともに、米、大豆、麦、野菜、酪農、養鶏などを手がける。小川町の有機農業生産グループで「無農薬・有機農産物の店」もオープンし生産者と消費者のつながりもつくるなど、有機農業の先駆者として活躍中。共著に『有機農業の技術と考え方』(コモンズ、2010年)等



高橋 巌
日本大学生物資源科学部教授。狭山市農協、中央酪農会議、農協共済総合研究所等を経て現職。専門は農業経済学・地域経済論・協同組合論。著書に『高齢者と地域農業』(家の光協会、2002年)、『地域を支える農協―協同のセーフティネットを創る』(編著、コモンズ、2017年)、『有機農業大全−持続可能な農の技術と思想』(共著、コモンズ、2019年)『脱原発社会を創る30人の提言』(共著、コモンズ、2011年)等。


吉野隆子
オアシス21 オーガニックファーマーズ朝市村村長。三菱商事(株)勤務後、NPO法人中部リサイクル運動市民の会(にんじんCLUB)スタッフ、日本有機農業学会事務局などを経て、NPO法人全国有機農業推進協議会理事、あいち有機農業推進ネットワーク役員、東海農政局有機農業推進委員会委員。共著に『有機農業をはじめよう!〜研修から営農開始まで〜』(コモンズ、2019年)、『本来農業宣言』(コモンズ、2009年)等。


澤登早苗
恵泉女学園大学 教員/日本有機農業学会 元会長。山梨県山梨市(旧牧丘町)生まれ。持続可能な社会の構築のために国内外で有機農業の推進に力を注ぐ一方で、2003年からは南青山の子育て支援施設あい・ぽーとで親子のための野菜づくり教室を開催。主著に『教育農場の四季』(2005年、コモンズ)、共著に『本来農業宣言』(コモンズ)、編著に『有機農業大全 持続可能な農の技術と思想』(コモンズ、2019年)等


中村尚司
経済学者。地域経済論、エントロピー論等を専門とし、南アジアをフィールドにした「民際学」を提唱。PARC代表理事を経て姉妹団体パルシック理事を務める。内戦下のスリランカ和平に尽力し多くの復興支援プロジェクトに関わる。著書に『豊かなアジア、貧しい日本』(学陽書房、1989年)、『地域自立の経済学』(日本評論社、1993年)等。


古沢広祐
NPO法人「環境・持続社会」研究センター(JACSES)代表理事。地球環境問題に関連して永続可能な発展と社会経済的な転換、生活様式、持続可能な生産消費、世界の農業食料問題とグローバリゼーション、環境保全型有機農業、エコロジー運動、社会的経済・協同組合論などを研究。著書に『食・農・環境とSDGs』(農文協)、アースデイ2000日本編『地球環境よくなった?──21世紀へ市民が検証』(コモンズ)等多数。


小口広太
千葉商科大学人間社会学部准教授。日本有機農業学会事務局長。専門は地域社会学、食と農の社会学。共著に『生命を紡ぐ農の技術』(コモンズ、2016年)、『有機農業大全』(コモンズ、2019年)等。




相川陽一
長野大学環境ツーリズム学部教授。過疎農山村での有機農業の地域展開に関する研究を行う。共著に『地域自給のネットワーク(有機農業選書5)』(コモンズ、2013年)、『地域を支える農協:協同のセーフティネットを創る』(コモンズ、2017年)等。



野川未央
特定非営利活動法人APLA事務局長。大学の恩師・村井吉敬氏の影響で東南アジア地域に関わる。2008年5月のAPLA設立時から海外支援事業の東ティモールとインドネシアを主に担当してきた。共著に『甘いバナナの苦い現実』(コモンズ、2020)等。



畠山菜月
アジア太平洋資料センター(PARC)事務局(PARC自由学校担当)。






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◆お問合せ◆
NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)
東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455
E-mail :office@parc-jp.org
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