PARC TOP

ネオニコチノイド系農薬はもういらない

〜子どもたちを守る最新研究とオーガニック給食



ネオニコチノイド系農薬は、子どもの神経発達障害との関連など人体への影響が明らかになりつつあり、近年の研究では、母体が摂取したネオニコが胎盤を通過して胎児の体内に入ることも報告されています。海外では規制が進む中、日本ではようやく農薬取締法の改正(2018年)に伴う農薬の再評価が2021年から始まりますが、これにより規制が強化されるかは未知数です。

そこでFuture Dialogueの第2回は、ネオニコチノイド研究の第一線に立つ平久美子医師と有機米の学校給食を実現した千葉県いすみ市の職員・鮫田晋さんをお迎えし、平医師からはネオニコの人体影響最前線について、鮫田さんからは市民や行政による有機学校給食の普及についてお話しいただきます。また、お二人にabtメンバーを交えた対話の時間を設け、ネオニコを使用しない農作物やオーガニック食品をすべての人が享受できる公正な社会への転換についても考えます。



日時:2021年8月29日(日)14:00〜15:40

開催形態:ZOOMによるオンライン方式

参加費:無料

プログラム

14:00〜14:10 開会あいさつ(星川淳/abt代表理事)、共催団体よりあいさつ
14:10〜14:30 ネオニコチノイド系農薬の人体影響に関する最新報告
       (平久美子/医師、ネオニコチノイド研究会代表)
14:30〜14:50 市民と行政が実現するオーガニック給食
       (鮫田晋/いすみ市農林課・主査)
14:50〜15:10 ディスカッション 司会・進行: 星川淳/abt代表理事
15:10〜15:25 質疑応答
15:25〜15:35 abtよりお知らせ
15:35〜15:40 閉会あいさつ
       (岸田ほたる/abt理事)

スピーカー

平久美子/医師、ネオニコチノイド研究会代表
2004年より環境ネオニコチノイド曝露の人体影響の臨床研究に取り組み、国内外の研究者との共同研究による論文多数。2016年よりIUCN浸透性殺虫剤タスクフォース公衆衛生グループ座長として世界的に活動中。

鮫田晋/いすみ市農林課・主査
学生時代に始めたサーフィンが縁で2005年にいすみ市役所に転職。2013年から環境と経済の両立を目指したまちづくりに従事し、2017年に全国に先立ち、学校給食の全量有機米使用を達成。


申込方法:

共催団体アクト・ビヨンド・トラストの下記専用フォームからお申し込みください。
お申込みはこちら

●申込締切:8月27日(金)17時

●共催:
一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト(abt)
特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター(PARC)

●お問い合わせ:
一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト(担当 八木)
grant■actbeyondtrust.org ※■をアットマークに変えてください。