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【海外アクションツアー】
エクアドル・インタグ地方
いのちの森の守り手を訪ねる旅
【このツアーのポイント】
★夜ごと霧の雲に閉ざされる神秘の森「雲霧林」内のロッジに宿泊
★雲霧林とともに暮らしてきた守り手たちのお話
★二つの生態系ホットスポットに隣接する森のハイキング
★オーガニック森林農法のコーヒー農園訪問・援農
★全編 日本語通訳付き
★成田集合・成田解散、初めての海外旅行でも安心
【開催日程】 2016年3月20日〜28日 9日間
【旅行代金】 360,000円〜 (全行程宿泊費・食費・移動費含む)
※一次締切以降はチケット代に伴って価格が上がる可能性があります
【申込締切】 一次締切 2015年12月25日(金)
二次締切 2016年2月15日(月)
【現地コーディネーター】 和田彩子(環境=文化NGO ナマケモノ倶楽部)
※ツアー説明会を2016年1月19日(火)に開催します。お申し込みはコチラ
<PARCイベント申込フォーム>
<エクアドル・インタグ地方紹介ビデオ>
<ツアー行程表>
日付
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プログラム
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宿泊
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3 月20 日(日)
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集合。成田発。エクアドルの首都キトへ(途中乗り換え一回)
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キト市内
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3 月21 日(月)
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キトにてエクアドルで活動する環境NGO Action Ecologica と人権NGO CEDHU からエ
クアドルにおける政治状況や環境・人権問題の概況を伺います。その後、インタグ地
方のあるコタカチ郡の郡庁所在地コタカチ市へ移動し、宿泊
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コタカチ市内
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3 月22 日(火)
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コタカチ郡庁にて持続可能な開発に取り組む行政職員のお話を伺います。お話の後は、
郡最大の湖クイコチャ湖を訪れ湖畔でランチ。
午後はエコロッジのあるフニン村へ移動します。フニン村にて村長のハビエル・ラミー
レスさんのお話を伺い、オーガニックコーヒー農園をご案内いただきます
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エコ・フニン・ロッジ
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3 月23 日(水)
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フニン村住民によるエコツアー。健脚な方は雲霧林の山歩きを、そうでない方はロッ
ジで染色体験やかご作りなどの手仕事体験
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エコ・フニン・ロッジ
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3 月24 日(木)
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フニン村を出発し、インタグ地方で活動する環境NGO DECOIN 事務局長のシルビア・キ
ルンバンゴさんのお話を伺います。インタグ地方で進んでいる環境保全の取り組みや、
逆に破壊されようとしている要因がどこにあるのか伺います
午後は地域で長年活動してきた環境活動家カルロス・ソリージャさんのコーヒー農園を
訪問します
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カルロス農園
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3 月25 日(金)
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一日カルロスさんの森林農法コーヒー農園を訪問し、アンデスイワドリなど地域の動
植物をご案内いただきます
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カルロス農園
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3 月26 日(土)
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マーケットで有名なオタヴァロ市へ移動し、自由行動。昼食後キトのマリスカル・スク
レ空港付近で長年有機農業を営む農家さんを訪問。エクアドルにおける有機農業の取り
組みの広がりと農園のこだわりについてお話を伺った後に併設されたレストランで有機
野菜ディナー。 この日の深夜便で成田へ
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機内泊
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3 月27 日(日)
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移動日。(途中乗り換え一回)
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機内泊
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3 月28 日(月)
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午後成田着。解散。
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※日程・予定は前後する可能性があります
※ツアーの詳細を説明する説明会を開催します。
インタグ地方の魅力や、今エクアドルを訪ねる意義、このツアーで訪れる場所のご紹介などを行います。「ツアーには参加できないけど…」と言う方も大歓迎。一緒にインタグ地方とその守り手たちの魅力に浸りましょう。
◆日時:2016年1月19日(火)19:00〜20:30
◆会場:アジア太平洋資料センター(PARC) 自由学校教室
東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455
E-mail :office@parc-jp.org
ツアー説明会へのお申し込みはコチラ
<PARCイベント申込フォーム>
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<エクアドル・インタグ地方とは>
エクアドルは南米の赤道直下にある国で、面積は日本の3/4、人口は約1/1
0という小さな国です。しかし、西部の太平洋側沿岸地域から、標高6000 メー
トルを超えるアンデス山脈、そしてそれをさらに超えたところにはアマゾン河
源流地域の熱帯雨林が広がり、多種多様な生態系が混在しています。中でもコ
ロンビアとの国境にも近い北部インタグ地域は海風とアンデス山脈がぶつかる
合流点。世界有数の生物多様性を誇り、ホエザルやクモザル、メガネクマなど
の絶滅が危惧されているほ乳類の他、世界の植物種の17%、鳥類の20%近くが
生息しています。
撮影:カルロス・ソリージャ
<インタグ地方をめぐる鉱山開発と人びとのくらし>
インタグの豊かな自然は、しかし、1990 年代に日本の政府・企業による試掘が行われて以来、鉱山開発に脅かされてきました。特にフニン村付近のジュリマグア鉱区は有望な銅とモリブデンの鉱床として開発を試みる企業が後を絶たず、住民は20年以上も鉱山開発に反対してきました。
それもそのはず。日本企業が行った試掘の際の環境影響評価により、大規模な森林伐採で原生林やそこに棲む生物が失われるだけでなく、水質汚染や土壌流出などの環境破壊をまねき、地域住民は移住を余儀なくされる、といった深刻な影響が明らかになったのです。試掘が行われていた数年の間に、すでに家畜が汚染水を飲んで病死したり、川で泳いだ子どもの皮膚がかぶれるなどの症状があらわれていたのです。
インタグの人びとは、こうした破壊的な「開発・発展」に反対し、自然と共生できる持続可能な発展の道を模索してきました。
それは、森を守りながら森林農法で栽培される有機コーヒーやカブヤという植物の繊維でつくった手編み製品、エコツアーや小水力発電という形で実践されています。
鉱山は開発されれば一時的に現金収入につながるかもしれませんが、10 〜 20 年しか保たないとも言われています。鉱山とその後に残される荒廃よりも、未来の子どもたちに自然を残せる生き方を選んできたのです。
<このツアーで話を伺う人びと(一部)>
◆ハビエル・ラミーレスさん
「今日も、明日も、いつまでも。私たちの大地を守り続ける」
フニン村の村長ハビエル・ラミーレスさんは森林農法でオーガニック・コーヒーをつくり
つつ、村の自然を守るために鉱山開発に反対する運動を率いてきました。2014 年には暴行罪、
国家反逆罪などの嫌疑を鉱山開発推進派にでっち上げられ、収監されていましたが2015 年
2 月に嫌疑は晴れて保釈。今日も村を守るために戦っています。
◆カルロス・ソリージャさん
「インタグには、絶滅の危機に瀕している何十種類もの動物が住んでいる。その多様
性こそが、豊かさだし、一番の美しさなんだ」
1951 年キューバに生まれ。1979 年にエクアドルのインタグ地区に家族とともに移住して以来、
地域の人びとと協力して無農薬での森林栽培コーヒー生産や、エコツーリズム、サイザル麻
カブヤの民芸品など、森を残しながら暮らしを豊かにする事業を夫婦で展開してきました。
環境保護団体デコイン(DECOIN)の会長として、インタグ地域の貴重な森を、銅山開発から
何度も守っています。
<宿泊:エコ・フニン・ロッジ>
フニン村の人びとは鉱山開発に頼らない開発を実現するためにエコツアーの受け入れを十年以上も行っています。エコ・フニン・ロッジはそんなエコツアーの拠点の一つ。宿泊、食事、セミナーやワークショップのために世界中からフニン村を応援する人びとが集まります。ロッジ内は電気・水道が整備されています。
【旅行条件】
@旅行期間:2016 年3 月20 日(日)〜 28 日(月)
A旅行代金:360,000 円(2015 年12 月25 日までのお申し込みの場合)
B最少催行人数:8 名
C添乗員:なし。プログラム企画担当者が同行
D利用ホテル(宿泊先):エコ・フニン・ロッジ、
およびAlcala Hostel または同等クラス
E食事:エクアドル国内での全行程食事付き、および機内食付き
※詳細は旅行条件書を必ずご確認ください
旅行条件書(PDF:136KB)
【旅行企画・実施】
株式会社ピース・イン・ツアー
観光庁長官登録旅行業務1917 号 /(社)日本旅行業協会(JATA)正会員
〒162-0042 東京都新宿区早稲田町67 早稲田グローバルビル5F
TEL: 03-3207-3690
総合旅行業務取扱管理者 原優二
http://www.pitt.jp/
【プログラム企画】
特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL: 03-5209-3455 / FAX: 03-5209-3453
office@parc-jp.org
http://www.parc-jp.org/
【お問い合わせ・お申し込み】
下記のフォームにて送信下さい。
担当者よりツアー詳細をお伝えしたうえでお申込手続きをご案内いたします。
【申込締切】 一次締切 2015年12月25日(金)
二次締切 2016年2月15日(月)