PARC TOP>PARC自由学校>活動家一丁あがり アンケート
■本調査の趣旨
2009年5月より、アジア太平洋資料センター(PARC)の市民講座PARC自由学校の特別講座として、「社会にモノいう初めの一歩 活動家一丁あがり!」という講座を開講してきました。この講座は、何らかのテーマ・形で社会運動・市民運動を行なう活動家・アクティビストを育成することを目的に、10名程度の活動家が実行委員会を形成し、1年間で計18回の連続講座として運営してきました。具体的には、「労働と貧困」をテーマに、当事者の声を聞き、歴史を学び、いま運動を行なうことの意味や困難について考えた他、効果的な活動や運動の具体的なスキルやノウハウ、発信の方法についても学びました。2009年度は45名の受講生を集め、終了時には「卒業イベント」を課し、集会やイベント、デモなどを受講生自身が一から企画・広報・実施してきました。
この講座はメディアでも大きく取り上げられ、いまの時代に応じた新しい「活動家」を社会全体で育成することの重要性が広く認知されたといえます。これに関連して、2011年3月、NHK出版新書よりこの講座の意義や内容を実行委が執筆する新書『社会にモノいう初めの一歩 活動家一丁あがり!』(仮)を出版することになりました。
この原稿の中で「活動家の生活や仕事」に関する原稿を執筆しており、原稿執筆にあたっての参考資料として、活動家・アクティビストとしてすでに様々な活動を実践されている皆様にアンケート調査をお願いする次第です。「活動家になりたい」と興味を持つ人たち(特に若者)にとって、「仕事をしながら活動をすること」の難しさや、収入をどこで得ていけばいいのか、など素朴な疑問の声を多く聞きます。こうした問いに応えるため、あるいは持続可能な活動をより多くの人たちが行なうことで、日本の市民社会全体がさらに力をつけるためにも、ぜひ皆さまの日々の実践や、生活・仕事に関して、お応えいただきますよう、お願い申し上げます。
■活動家一丁あがり実行委員会一同
赤石千衣子(ふぇみん婦人民主新聞編集長)
松元千枝(しんぶんワーカーズ・ユニオン/全国一般労働組合東京南部
河添 誠(首都圏青年ユニオン書記長)
湯浅 誠(NPO法人自立生活サポートセンター
熊谷伸一郎(岩波『世界』編集部)
須田光照(全国一般東京東部労働組合)
土屋トカチ(ドキュメンタリー映画監督)
内田聖子(アジア太平洋資料センター〈PARC〉事務局長)
京野楽弥子(アジア太平洋資料センター〈PARC〉スタッフ)
アンケートにつきましてはお手数ですが2011年1月28日(金)までに、下記フォームよりPARC事務局までお送りください。
本アンケートの結果は、集計・分析を行なった上で、2011年3月出版予定のNHK新書『社会にモノいう初めの一歩 活動家一丁あがり!』(仮)中の参考資料として使用させていただきます。ご回答いただいた団体名につきましては一切公表いたしません。
本調査についてのお問合せ・個人情報の取り扱いについて
皆様にご回答いただいたアンケート調査につきましては、一丁あがり実行委員会事務局であるアジア太平洋資料センター(PARC)の個人情報保護指針に則り、適切な保護措置を講じ、厳重に管理いたします。ご不明な点・お問合せは下記までお願いいたします。なおご回答いただいた方のメールアドレスや発信人名などはすべて非表示(当センターにも把握できない状態)となっております。
特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)
事務局長 内田聖子
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
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