PARC TOPオルタ2010年1・2月号

2010年1・2月号

  • A4版変形 56頁 800円+税
 2010年1・2月号

特集 社会的企業〜地域・仕事・連帯社会をつくる〜

「社会的企業」に注目と期待が集まっている。 国内外における貧困、環境破壊、食糧危機、雇用崩壊・・・と、私たちの暮らしが不安と不信に包まれる中で、それらの社会的課題を解決する主体として、多くの場・セクターで社会的企業の意義と価値が見直されているのだ。2009年、鳩山新政権の「緊急雇用対策」の中でも、雇用創出の方法として「社会的企業」の活用が指摘されている。
では、「社会的企業」とはいったい何なのだろうか?
一般的には、「社会問題の解決を目的として収益事業に取り組む事業体=ソーシャルビジネス」いわれるが、実はその基準や定義は一定ではなく、混乱している。その実践のありようはむしろ多様で、様々な系譜や背景があるだけに、言葉だけが独り歩きしブーム化しつつある中で、最も重要な価値が置き去りにされてはいないだろうか―。これが、この特集を組む意図である。本特集では、研究者・実践者など様々な立場の方に登場いただき、社会的企業を見つめる視座について探る。

  • 座談会 社会的企業は何を変えるのか
     大高研道×姜 乃榮×藤木千草
  • 仕事と生活をつなぐスロー・ビジネス 吉岡 淳
  • 座談会 若者と社会的企業 田中 滋×杉山章子×藤田孝典
  • 広告からソーシャルデザインへ 池田正昭
  • 排除なき社会連帯へ 斎藤懸三

連載

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