PARC TOPオルタ2014年1月号

2014年1月号

  • B5版 20頁 300円+税
 2014年1月号

福島の漁業は今

「汚染水は完全にブロックできている」
2013年9月、安倍首相は、オリンピックの東京開催を決めたIOC総会のプレゼンテーションでこう述べ、福島の漁業者たちからは怒りの声が上がった。
福島県の漁業は、原発事故で自粛していたが、2012年6月、相馬双葉漁協が試験操業を始め、その後、魚種と海域を段階的に拡大。放射性物質を検査して安全性を確認してから、県内外に出荷してきた。 しかし2013年春から、汚染水が福島第一原発の港湾内に流出していることが判明し、8月に中断。9月後半から、試験操業を再開する漁協も出てきたが、海域も魚種も限定されており、本格操業の見通しが立っているとは言いがたい状況だ。
震災から3年近くを経た今、福島の水産物の放射能汚染はどうなっているのか。
漁業者はどうしているのか。福島の漁業の現状と今後の展望について、水産業研究者と環境NGO両者の視点を伺った。




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