追悼特集:北沢洋子さんとの思い出
2015年7月3日、アジア太平洋資料センター(PARC)および草の根援助運動の創設者である北沢洋子さん(以下、いつものように洋子さんとお呼びします)が永眠されました。
亨年82歳、間質性肺炎を患っての急なお別れでした。
北沢洋子さんは1959年より67年まで、エジプト・カイロにある「アジア・アフリカ人民連帯機構書記局」に勤務されました。帰国後の1969年、PARCの前身である『英文AMPO』に参加し、1973年のPARC設立のメンバーとなりました。その後の国内外でのご活躍は実に多岐にわたります。
洋子さんの行動の根本には、世界の人たちの権利を奪い、貧困に陥らせていく構造的な支配と暴力への激しい憤りが常にありました。そして同時に、人びとへの深い共感と愛情にあふれる方でした。いつもユーモアと毒舌をもって国際情勢を語り、人を語り、私たちに希望の世界を見せてくれた洋子さん。その偉大なお仕事を改めて振り返り、洋子さんの活動の様々な側面からかかわりのあった4名の方からメッセージをいただきました。
連載
- PARC理事 巻頭エッセイ/田中滋
- World Info
- 都市を取り戻せ!/江上賢一郎
- PARC自由学校INFO
- 語る!PARCビデオ
- PARCの会員どんな人?