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食卓と海 水産資源を活かし、守る
(日本語版・英語版)

食卓と海 水産資源を活かし、守る

魚や貝、海藻など、海の恵みは、古くから私たちの食卓を支えてきました。しかし今、水産資源の枯渇が世界中で懸念されています。魚を食べられなくなる日がやってくるのでしょうか。

本作品では、資源を奪いつくす大規模な漁業と、それを必要とする流通・消費の仕組みを分析。資源を守りながら使用している人びとの取り組みに注目します。

禁漁のルールをつくり、限りある資源を守っているインドネシア・ハルク島の人びとや、大分・姫島や秋田の漁業者。漁場としてだけではなく、生態系としても貴重な磯を埋立から守った大分・大入島の人びと。漁業者の所得の均衡を図るしくみをつくり、地域の経済を豊かにしている北海道・野付。神奈川・小田原では乱獲を招かない定置網漁業を取材しました。

海辺の人びとが環境と資源を維持・管理してきた長い慣習が、日本の漁業権制度に反映されていることも紹介。

海に生きる人びとと、私たちの食卓とのつながりを知り、自然がもたらす恵みと持続的につきあっていく方法を考えます。

共同通信での紹介記事

岩手日報での紹介記事

【構成】
1.世界と日本のサカナ事情
 私たちの食卓と世界の海
 サカナが減っている!?
 日本の漁業と水産資源
2.慣習が守る海の恵みと漁業権
 自然との約束 ハルク島
 漁業期節が守る恵み 姫島
 ハタハタ全面禁漁 秋田
 慣習と漁業権
 磯を守った人びと 大入島
3.水産資源を分かち合う方法
 地域をつくる水産資源 野付
 地域を越えた管理の必要性 消えたブリ 小田原
 食卓と海

  • VHS/35分
  • DVD/35分
  • 日本語:本体8,000円+税(図書館価格:本体16,000円+税)
  • 英語 :
  • 途上国 本体$20(2,000円)+税
    先進国 本体$60(6,000円)+税
     *図書館価格はそれぞれ倍額です
資料 図表

※資料集、作品中の図表をダウンロードできます。

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制作
特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)2009年
企画
井上礼子
構成
鈴木敏明
撮影
鈴木隆史/猿田由貴江/飯沼佐代子/鈴木敏明/小池菜採
ナレーション
宇野淑子
音楽
松島美毅子
図表デザイン
菅原祥子
ジャケットデザイン
武川彦
協力
熊本一規/中島 満/鈴木隆史/田中和久/佐久間智子/大分県漁業協同組合姫島支所/秋田県漁業協同組合/秋田県農林水産技術センター 水産振興センター/野付漁業協同組合/拓洋丸/三陽水産/小田原市漁業協同組合/大漁丸/共栄丸/海工房/毎日映画社/小林食品/福沢英雄/シートピア/吉川謙作

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