PARC TOPオルタ2008年2月号

2008年2月号

  • A4版変形 44頁 600円+税
 2008年2月号

特集 東アジアから考える

かつて欧米の植民地からアジアを解放すると「大東亜」を掲げた日本は、戦後60年、冷戦/戦争から一歩身を引いたところで、独自の復興と繁栄、自由と平和を享受してきた。「東アジア」を舞台とした経済関係が急速に展開しつつある現在、我々は改めて「東アジア」と出会い直し、この地域をめぐる自己・他者認識の停滞を乗り越える機会に直面している。

いったい我々はなぜ「西欧近代」の色眼鏡で中国を眺めるのか? 欧米モデルの市民社会像や反グローバル化運動の限界とは何か? アメリカからの自立はいかにあるべきか? 〈歴史〉と〈現在〉を踏まえつつ、私たちが生きる場としての「東アジア」を構想する。

  • 方法としての東アジア――歴史から、当事者なき未来へ 丸川哲史
  • 中国を揺さぶる三農問題――貧困と分断の半世紀 阿古智子
  • 日米同盟再編と東北アジア 梅林宏道
  • 東北アジアと日本――「日米関係」からの自立 姜 尚中

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