PARC TOPオルタ2005年1月号

2005年1月号

  • 600円+税
  • A4判変形・40ページ
 2005年1月号

特集 世界の「周辺」から平和を語る

米国によるイラク占領や世界中に広がる「反テロ」戦争によって、国際的な正義や国家の主権といったものはことごとく踏みにじられ、民衆は帝国のふるまいのもとに周辺化され、翻弄させられています。日本は米国に追随する形でイラクへ自衛隊を派兵し、その期限を1年間延長しました。こうした状況の中で、民衆の側からの平和を実現するためには何が必要なのでしょうか。本特集では、内戦後の和平実現に直面するスリランカと、「新たな内戦」であるダルフール紛争を抱えるスーダンから、「草の根の平和」を実現するための視点を探ります。またアジアに広がる「反テロ」戦争とイスラーム排斥問題や、メディアの問題についても考えます。

  • スリランカ─多様な文化に根ざした非暴力の平和を 中村尚司
  • 人びとが担い手となる「下からの平和」を〜スーダン内戦をめぐって 栗本英世
  • 反テロ戦争に抵抗するアジアの連帯を チャンドラ・ムザファー
  • 殺される側からのことばを取り戻す 広河隆一

連載

  • グラビアpeople's eye(1) パレスチナ オリーブの木の下で息子を待ちながら歌う歌 古居みずえ
  • 菅孝行が斬る!草の根ファシズム(1) 高橋聡さん
    ─PTA会長も「処分」!? 広がる日の丸・君が代の強制
  • 水から見える世界(1) 水は誰のものか─押し寄せる民営化の波 佐久間智子
  • 生活日録 ネパール(3) 田中雅子
  • 東ティモール通信(25) 伊藤淳子
  • ジャフナ通信(1) 今成彩子
  • 本誌編集委員&PARC理事が選ぶ2004年イチオシの本
  • ワールドインフォ
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