特集 ほんとうにエコなの!? 企業の環境広告を読み解く
テレビのCMや新聞広告、雑誌などでよく見る「環境に配慮した○○」「私たちは環境を守るために××を行なっています」という企業の広告。一見正しそうなこの広告ですが、実際の商品は本当に環境に配慮されたものなのでしょうか?
環境について考えるとき、本来ならば私たちが生きている消費社会や、個々人のライフスタイルそのもの、ひいては世界の中の南北問題までも視野に入れる必要があります。
現在私たちが日常的に出会う環境広告は、果たしてそこまでの問いを私たちに投げかけているのでしょうか?本特集では、身近な広告を具体的に挙げながら、環境と企業、そして私たちの社会を考えます。
- 広告の後ろにある企業の姿が見えますか? 川中紀行
- ほんとうの「エコ」とはクルマ社会そのものを問うこと
〜日産シルフィ トヨタ プリウス 上岡直見
- 生きるために森を焼く人びとが環境破壊の原因ですか?
〜コスモ石油の「環境広告」 松本浩一
- 省エネ・環境配慮とは程遠い「エコハウス」
〜セキスイハイム「光熱費ゼロハイム」 相根昭典
- 電気の力を借りずともビタミンは新鮮な野菜から摂れる
〜大手メーカーの家電 友竹典子
- “肌美人“親子が繰り広げるやさしさと安全の物語
〜再春館製薬所 ドモホルンリンクル 山中登志子
連載
- グラビアpeople's eye(6) フィジー 南洋の楽園のハーモニー 牛島 有
- 菅孝行が斬る!草の根ファシズム(6) キーさん(反戦落書き裁判被告)─落書きも許されない町で暮らせますか?
- 水から見える世界(6) タイ 川はみんなのもの−動き始めた住民による流域管理 猿田由貴江
- 生活日録 ケニア(2) 石黒洋平
- ジャフナ通信(5) 小野山亮
- オルタの本棚『ひとつのNo! たくさんのYES! 反グローバリゼーション最前線』評者:末長利恵子
- ワールドインフォ