特集 「韓流」映像から見えるダイナミックな現代韓国
日本では『冬ソナ』をはじめとする韓国ドラマや映画が空前のブームとなり、「韓流」ということばもすっかり浸透しました。私たちの心をひきつける魅力的な作品を次々と創造する原動力はどこにあるのでしょうか? またこれらの作品を生み出した韓国の歴史や社会について私たちはどれだけ知っているでしょうか? 朝鮮戦争と南北分断、民主化闘争の時代など人びとの運動の歴史、そして90年代、金大中の文化開放政策によって海外の文化の波が押し寄せた韓国。深まり、広がり、進化し続ける「韓流」と、それを受け止める日本社会の姿を考えます。
- 内海愛子さんと行く 韓流の発信源・新大久保
- 個人の視点から描かれた朝鮮戦争 ◆映画『ブラザーフット』 姜誠
- 光州民主化の精神を伝える表現者たち ◆映画『ペパーミントキャンディ』 ◆ドラマ『砂時計』『第五共和国』 「正烈
- 進化する韓流──ヒット作品の原作に迫る 申明直
- 韓流がもたらした文化交流を歴史認識の共有に活かすために 羅鍾一
連載
- グラビアpeople's eye J セネガル 海と生きる人びと 大野さかえ
- スリランカ ”TSUNAMI”から1年 和平と復興への思い
- ジャフナ通信J 今成彩子
- ワールドインフォ
- 生活日録 中国A 高橋敬子
- 本誌編集委員が選ぶ2005年のイチオシの本
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