PARC TOPオルタ2006年11月号

2006年11月号

  • 600円+税
  • A4判変形・40ページ
 2006年11月号

特集 外国人労働者と日本

昨年、日本人の出生数はついに死亡数を下回り、外国人登録者数は200万人を越えた。本格的な少子・高齢化の時代を迎え、外国人労働者(移住労働者)や移民の受入れをどうするかはいよいよ現実的な政策課題となりつつある。特集では、日本の外国人労働者政策を振り返りつつ、現在同時並行的に起きている、外国人研修生の受入れ増加とオーバーステイ(超過滞在者)排除の問題、さらには格差社会化の中で社会の底辺に固定される日系人労働者などの問題を通して、外国人労働者と日本の関わりについて考えていきたい。

  • 外国人受入れ国日本の課題 宮島 喬
  • ある中国人技能実習生の相談から 早崎直美
  • 「外国人研修」が映し出す現代日本――自壊する公共性 鳥井一平
  • 苦しみ、怯えながら生きる人びと――非正規滞在外国人労働者の現状 山口智之
  • 日系外国人「デカセギ」現象二〇年 ウラノ・エジソン・ヨシアキ

連載

  • グラビアpeople's Eye20 ハイチ 希望と絶望の間で 佐藤文則(2)
  • わたしの平和論9 「平和的生存権」と「人間の安全保障」 武者小路公秀
  • 今ヨムこうヨム時代の書7―鶴見良行著『バナナと日本人』堀田正彦
  • 生活日録 シリア3 松原康介
  • 東ティモール通信35 伊藤淳子
  • せかいの体に効くハナシ7 「タイ古式マッサージ」 倉西直美
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