PARC TOPオルタ2006年3月号

2006年3月号

  • 600円+税
  • A4判変形・40ページ
 2006年3月号

特集 台湾 揺れる東アジアの中で

東アジアを語るとき、大陸中国や韓国と並び、台湾は重要な位置を占めている。しかし日本には、戦後台湾の民主化の過程や、人びとの対日感情、グローバル化の中の台湾社会・経済の動向が、ほとんど伝わらない。また、中台問題ばかりがクローズアップされ、日本との関係性はあたかも友好的と評されることの多い台湾だが、かつての日本植民地時代は現代台湾社会にどのような影響を与えているのだろうか。 日本・台湾・大陸中国・韓国を、改めて東アジアという一つの面として考えるとき、現代台湾が抱える問題の本質が見えてくる。東アジア地域の歴史・文化の共有と人びとの交流を基盤とした、平和への展望が求められている今、台湾の姿を通して東アジア全域の未来を考えたい。

  • 近代化の中の台湾、グローバル化の中の台湾 丸川哲史
  • 『幌馬車の歌』に見る現代台湾 紀旭峰
  • 大陸から見る台湾 ―緑島訪問記― 胡冬竹

連載

  • グラビアPeople's Eye13 メキシコ アメリカとの国境の街からいざメキシコへ 斎藤あゆみ
  • わたしの平和論A パキスタンとアフガンの地から想う 憲法九条の尊さ 督永忠子
  • ジャフナ通信12 小野山亮
  • ワールドインフォ
  • 生活日録 インド@ 鶴留聡子
  • 女たちの戦争と平和資料館 「松井やより全仕事展」 インタビュー:池田恵理子さん 
  • オルタの本棚 書評『社会運動ユニオニズム アメリカの新しい労働運動』 評者:門川淑子
  • スリランカ民際協力現場における日の丸がついたシールと帽子の配布について【続】
  • カレンダー
  • 城のドレイのマイ・ルール3
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